依存しない生き方~自分らしく生きるために

何かに依存すると
「それがなくてはいられない」
という状態に陥ります。

 

依存状態=それがないと不具合が起きる
ということなので
精神が不安定になりますし、
結果として日常の様々なことが
うまくいかなくなります。

 

また、そもそも
“依存してしまう”という状態そのものが
ストレス過多で
日々がつらい状況にある場合が多いもの。

 

人は本来依存ではなく自立すべきです。
自分の足で立って自分の人生を
しっかと生きるべきものです。

 

なぜならそういう状態の方が
“充実して”
“より幸福”
だからです。

 

そうである必要がない人には
これから先のお話も必要ないかもしれません。

 

依存は否定であるということ

 

●これがなくちゃ生きていけないくらい好き!(明)
※→それくらい好きである、という比喩。

 

ぶっちゃけなくても生きてはいける。
こういう人は好きなものを見つけるのがうまいので
こう言いつつ好きなものを
とっかえひっかえしていることも多い。

 

——————–

 

●これがないと生きていけない・・・(暗)
※→依存状態。

 

それ以外のことを考えられない。
かつ、それ以外のことを否定する傾向にある。
絶対いいか絶対悪いか、
考え方が二極化している場合も多い。

 

——————–

 

さて、どちらの方を
選びたいですか?

 

幸せの数=好きの数
とも言えます。
逆を言えば
嫌い(否定)の数だけ
不幸であるわけです。
それだけストレスが多いわけです。

 

依存状態というのは
依存している対象以外を否定する状態でもあるので
基本ストレス過多となります。

 

より少ないストレスで
精神の健康を保ち
かつより幸福であるためには

 

“嫌いの数を減らす”
“好きの数を増やしていく”

 

この二つが重要です。

 

依存状態というのは
嫌いの数が多く
好きの数が少ない

 

ゆえに依存するしかないといった
非常に不安定な状態なのです。

 

極論を言ってしまえば
“それがないとダメ”
なわけですから
依存している対象についても
否定していることになりかねません。

 

所詮なくなったらダメという
条件付きの好きでしかないのです。

 

依存を招かないために

 

人としてバランスのいい状態を保つことが
人生をスムーズにする秘訣です。
よって依存状態は避けた方が無難です。

 

●健康な体
●健全な精神(こころ)
●良好な人間関係
●充実した仕事

 

など。
こういった生活の上で
重要な要素が一つでも欠けると
それだけで多くのストレスを受けてしまいますね。

 

偏らないこと。
バランスをとること。

 

そのためにできる考え方の一つとして

 

「なるべく否定しない」

 

というものがあります。

 

否定・肯定で物事を見るのをやめましょう。

 

いいか悪いか
正しいか間違っているかではないのです。
それは個人の見解にすぎません。

 

場所や人が違えば
逆転する可能性のある
不安定なものの見方です。

 

かつ、世の中や他者に植え付けられた
外的な概念である可能性もあり
あなた自身の意志ではないことも
多いのです。

 

そういったものにばかり操られていると
自分の人生を歩むことはできません。

 

常に誰かにコントロールされる結果となります。

 

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※自分にとって

 

●好ましいか
●そうではないか

 

——————–

 

自分らしく生きるための
選択肢はこれでいきましょう。
答えは人それぞれです。
人それぞれであるのが自然です。
そこに否定を加えないようにしましょう。

 

自立するために健全な依存をする

 

健全な依存とは何でしょう。

 

●これがなくちゃ生きていけないくらい好き!(明)

 

先ほど書きました。
これですね。

 

“別になくてもいい”のです。
ただ「大好き」であるというだけ。
だから「あったらすごく幸せ!」

 

それが”ない”ことを
ダメにはしていません。
あったらいい。素晴らしい。
なかったらなかったでまあよし。

 

それが
【健全な依存=好き・好ましい】
です。

 

しかこの「好き」の数が
極端に少ないと
結局

 

“なくてはならないもの”

 

になってしまい

 

“それ以外のものはダメ”

 

となって
不健全な
依存状態に陥ってしまいます。

 

ではどうするか。

 

好きの数を増やそう

 

結論としては
人として自立をするには
健全に依存する場所を増やすのが良いのです。

 

多くに興味を持ち
多くの経験をし
多くの人と会い
多くの考え方に触れ
多くにチャレンジをして

 

好きなこと
好ましいことを
なるたけ増やしましょう。

 

様々なことを受け入れていける
度量の広さ、寛容さ、柔軟さを
身に着けていくのはとてもよいことですが

 

どうしても好ましくないことを
自分のものにせよとは言いません。
好ましくないことは好ましくないでいいのです。

 

ただ、それは”あってもいい”。

 

自分にはいらなくても
それを必要としている人がいることも
ちゃんと認めましょう。
他者の権限を
冒してはなりません。
(自分に合わないものを淘汰する人には
ならないでおきましょう。
平和のためにも!)

 

あなたも私も、
自分らしく生きていきましょう。

 

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