コーチングの話|癒しコーチングのpro.Flyaway

【コーチング】~ coaching

最近、本やウェブ上で
この単語を目にする機会が増えたように思います。

 

コーチング資格をとったりセミナーや研修に参加して
身に着けたコーチングスキルで起業しようとする人や
自分の人生や子育て、教育の現場で活かそうとする人など
その使われ方は様々です。

 

企業の新人研修などに取り入れられている例も多く
チームや組織のレベルアップや
素早い目標達成に有用であることから
ビジネスの基本とすら謳われることもあります。

 

「カウンセリングと何が違うの?」
「よくある自己啓発系でしょ?」
「胡散臭いビジネスじゃないの」

 

こんな声も聞こえてきそうですが
これらはコーチングとそう無関係でもありません。
しかし本質でもありません。

 

それではコーチングについて
詳しく見ていきましょう。

 

コーチングについて

 

●コーチ(coarch)とは
15世紀に性能の高さで有名だったサスペンション付きの馬車が
ハンガリーのコチで製造されていたことに由来した馬車を指す単語です。
欧米では乗り物全般を表す多くの言葉の元にもなっているようです。
(豆知識:ブランドのCOACHもここから来ています。)

 

これら馬車や鉄道などの乗り物は人や物を運びますが
それになぞらえ、

 

人を目的地に連れていくこと
=目標を達成させること

 

そのための指導や指導員そのものを
(古くは家庭教師などを)
コーチと呼ぶようになったのだとか。

 

要するにコーチングとは

 

人を目的地(行きたい場所・なりたい自分など)に連れていく指導

 

……ということになります。

 

しかし指導といっても、
今日の学校教育や各種自己啓発セミナーのように
一方的に知識や技術、成功哲学を上の立場から伝授するものは
コーチングではありません。

 

 

【コーチングの基本】

 

コーチングとは基本的に
これらのことで成り立っています。

 

●動機
「なぜ」「なんのために」
コーチングには相手の目的意識が必須です。
●傾聴
相手の話にじっくり耳を傾けます。
●フィードバック
相手を承認し、感じたことを伝えていきます。
●質問
個々に応じた適切な質問をすることで、
思い込みをほぐし、
深層意識化の本心への気づきを起こし、
自主的な行動を促します。
≪結果≫
自分で考え、行動し、課題を解決していく力や
夢や望みに自力で到達できる力を育んでいきます。


 

 

上記のように、コーチングは単純な知識や技術の伝達ではなく、
当人が望む目標について自発的な行動を促すための、
コミュニケーションを用いた人材開発の手法といえます。

 

自分に合ったコーチングを定期的に受けると
自己承認が高まり(“自分好き”度があがるとも)
前向きな思考が生まれ、心が明るくなったり
活動的になるといった効果が期待できます。

 

よってカウンセリングなどの現場でもこの手法が一部用いられていますが
しかしコーチングとカウンセリングははっきりと違うものです。
(※後述します。)

 

定期的なコーチングを受けると
やる気や能力がスピーディーにアップする可能性が高まります。
自己啓発セミナーをいくら受けてもそこで得たテクニックについて
自主的に取り組まないとレベルアップはできませんが、
コーチングはその”自主的な取り組み”を後押しするものだからです。

 

勇気づけの効果もあり
物事を途中で投げ出しづらくなるため

 

目標を達成するための活動を継続しやすい
=成功者になる可能性が高くなる

 

といったことから
成功のための手法のひとつとして
紹介されることもあります。

 

実際にビジネスやスポーツ界の第一線で活躍する人たちは
自己対話の過程で
コーチング手法を用いていることがありますし
周囲の人たちも日常の会話にコーチング手法を自然と組み込んでいて
相互にいい影響を及ぼしあっていることが多いものです。

 

育児の現場でも
無理強いしたり責めたり罰したり、
はたまたごほうびで釣るといった外的コントロールではなく
“親が問いかけて考えさせることで子供の思考力を養う”
とったことが奨励されますが(職場でもそうですね)
言ってしまえばこちらもコーチング。

 

このように日常レベルでも
効果を発揮することが期待されるコーチングですが、
さて、次はどんな人がコーチングを受けた方がいいのか、
コーチングを受けた結果としてどうなっていくのかを見ていきましよう。

 

コーチングが向かない人(状態)についても解説します。

 

コーチングが向く人・向かない人

 

これはコーチングのメリットとデメリット
とも言えます。

 

●メリット
目標(願望)達成、課題の解決がよりスピーディーになる
自分の意志で自発的に動けるようになる
思考や感情が整理されるので精神的に安定し
パフォーマンスが向上する
など

 

●デメリット
上記のことがいずれも可能性であること
受ける側の意欲次第で結果が左右される
コーチとの相性の見極めが必要
依存的な人には効果がそもそも期待できない
料金が高いなど

 

コーチングはコーチとクライアントの間で
意見交換が積極的に行われるため、
カウンセリングやセラピーとは違い
“指導”として厳しい側面もあります。
「できない」「無理」「やりたくない」
といったことではコーチングを受けても無意味です。
コーチングがビジネスによく組み込まれる所以ですが
コーチングは

 

●その人にとって1人ではクリアするのが難しい課題に
チャレンジしていく

 

そんな時にもっとも力を発揮するものです。
本来は自己実現のための手法ですから
受ける側にもそれを受けとめるだけの情熱と、
はっきりとした目的意識が必要です。
コーチによりますが、人によっては厳しく質問責めに合う、
などということもあるようです。
(もちろん、穏やかなコーチもたくさんいます。)

 

資格の有無やコーチとしての経験の以上に大切なのが
コーチとの相性となってきます。
コーチングの精度はコーチの人間力次第といっても
過言ではありません。
人としてそのコーチに親しみを持てるかは
コーチングの効果に大きく影響を及ぼすことでしょう。
厳しい人柄のコーチの方が結果が出やすいタイプの人も
やはりいるものです。

 

●コーチングの使われる場面

 

日常(育児など)
ビジネス・教育
自己実現

 

※下に行くにしたがって難易度が増します。

 

コーチングには各コーチの人生が反映されます。
日常レベルのコーチングは別としても
資格を取ればだれでもプロフェッショナルな
自己実現のためのコーチングを行えるというわけではないので
料金は割高なのが一般的です。

 

コーチングの成果が時代にもたらすもの

 

インターネットの普及で世の中には情報があふれています。
情報の有用性を見極めるだけでもテクニックが問われる時代です。

 

時代の変容の激しさは
個人であっても無関係でなく
より速く確実な成長とより強い個性、専門性が求められ、
「教えられたとおりにやれば結果が出せる」
といった従来の教育は力を失ってきています。

 

一部の経験者が教鞭をとり、
多くの未経験者に知識や技術を伝達していくといった方法だけでは、
時代の変化に追いついていけないのが現状です。

 

このような時代にあって、
一人一人が自ら考え、
個々の特性や強みをぞんぶんに活かし、
自分らしい生き方をより深く追及し、
右向け右の集団の中でのナンバーワンではなく
すべての人が世界にただ一人のかけがえのないオンリーワンとして
尊重しあい、輝けるように。

 

相手の話に心から耳を傾け、相手を承認し、勇気づけ、
相手のためのアドバイスをし、
相手の心から望む答えを引き出していく。

 

そのための新たなコミュニケーションとして
コーチングが在るのでしょう。

 

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