枠を超えるときに現れる『感情』

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです

 

人は自分が決めた
ルールや決まりごとに
反する行為に対して、感情的に
イライラしますし、
悲しくなったりするものです。
 

そして、
そのルールや決まりごとは、
人それぞれに違うことが多い。
 

人間関係のトラブルのほとんどは、
これによって起こる。
…といっても過言では
ないでしょう。

 

これら個人がもつルールを
少しずつ大きくしたものが法律や
地域の約束事や常識ななどですね。

 

人は、
これらの
決められたり決めた
『枠』の中で生きることを
好む傾向があります。

 

その方が
危険が少なく安定するし
安心するからでしょう。

 

ただ、
それが自分自身の
望み(希望)にあっていることなら
いいのですが、
そうじゃない場合には
困ったことになってしまいます。

 

自分自身の望みに向かおうとするたびに、
感情がブレーキをかけて、
そっちに行かないようにしてしまうからです。

 

このことは、
数回にわたって書いてきました。
こちらも参考にしてください。

 

 

自分自身も含めて…
その決められた
『枠』を越えて進もうとすると
感情が強く動きます。

 

人は他人に対して
期待を抱きやすいものですが、
家族や友人や職場の人が
その期待を裏切るような行為したときに
現れる感情などがその代表的な例です。

 

人は誰でも枠を破られると、
イライラしたり、悲しくなりますし、
不安や心配になることもあります。

 

これが、
ルールや決め事を見直そう
変えようとするときにも現れるのです。

 

…なので、
自分自身の中にある
感情と向き合うことが
欠かせなくなります。

 

特に強い反発を生むような
『怒り』『嫉妬』『悲しみ』など
苦痛を伴うような感情には注意が必要です。
 

その裏には
その人の深く傷ついた心や
長年満たされずにいる欠乏感や
誰からも愛されずにいる心があるものです。
 

それが
枠を超えたり
超えられたりすることで
表に出ようとして
動き出してしまう。
 

そのために
ルールや決まりを守ることで
なんとかそれらの感情を抑え込もうとしているのです。

 

ほぼ自分自身と
その枠は一体化しています。
自分自身の
決めたルールが守られないと
『自分が必要ない』と言われた
気がするのは、このためです。

 

…だから、
それを変えたり見直すことは
並大抵のことではできません。

 

それら
欠乏感や傷ついた過去などと
向き合う必要があるからです。
 

ただ、
そこにある『心』に気づき、
癒しを起こせば、より良い方向に向かうのは
確かなことです。

 

それでも、
全ての心と向き合うくらいの
『覚悟』は必要かもしれません。

 

一度、感情の扉を開くと
なかなか閉まってはくれませんので。

 

それゆえに、
繰り返し言いますが、
自分自身の「枠」を超えて
変わることは難しいものです。

 

ただ、
そこと向き合い
一つ一つの感情を
味方につけることができたら
あなたの
人生は劇的に変わっていきます。

 

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