人生は何事も雨降らないと地固まらないものだったりする

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

雨降って地固まる
という諺がありますが、

 

私も
雨降らないと
地=「人としての基礎」は固まらない。
…んじゃないかと
思うこの頃なのです。

 

人生における
悩み事や問題ごとって
人それぞれあると思いますが、
一回でも嵐の後のように
ぐちゃぐちゃボロボロになって
崩れた経験を経ないと
解消されにくいものかもしれません。

 

あなたの足元は、
雨が降る(問題が起きる)から
崩れてしまうのではなく、

 

それ以前に
雨が降る程度で
崩れ落ちてしまうくらいに弱っている
…ということを
教えてくれているだけ
とも言えるのです。

 

そして、

 

もう雨でも降らない
(何かトラブルが起きない)と
そんな状況にあることに
気づけないところにいるし、

 

それほどに
切羽詰まる事態にならないと
それを解決し打破していく
気力も生まれない

 

…ってことでもあります。

 

人生は崩れ落ちたところからはじまる

 

人生における
問題事の根っこは
必ずといっていいほど、
自分の足元=基礎となる心や体、
経済、人間関係などの状態にあります。

 

これらの基盤を元に人生
(仕事や人間関係、生き方など)は
作られています。

 

樹木が地面の奥深くまで
根を伸ばし、動植物がバランスよく
生息して生態系が整っている
山や森は、雨が降ろうとも崩れないものですが、

 

樹木が必要以上に伐採され
自然破壊が進んだ山や森は、
少しの雨でも崩れてしまったりします。

 

人の基礎も同様で
しっかりして良好であれば、
雨はただの一時的な雨で終わります。

 

問題になることも、
足元が崩れたりもしません。

 

火のないところに
煙が立つことはないのです。

 

問題がある…その段階で、
問題を解決できない状態にある。

 

…ということが言えるのです。

 

目先の事だけ見れば、
雨が降らなければ、地面は崩れなくていい。
何も起こらない…に越したことはない
…って思うかもしれませんが、

 

長期的に見れば、

 

起きるべきことは
起きた方がいい事なのです。

 

難題が降りかかってしまったら
自分自身の基盤を整えるときがきた
と思って、そこに向かう事です。

 

もちろん、
トラブルに見舞われる前に
自分自身の中にある
「崩れ落ちる可能性」に気づけるに
越した事はありませんけどね。

 

崩れ落ちる場所はどこか

 

トラブルが
起きるところは自分自身が
もっとも「見ていないところ」
「脆い場所=ウィークポイント(弱点)」
と言ってもいいですね。

 

普段から
よく見て育てているところや、
リスクを考えて対処をしているところに
トラブルは起きにくいものですし、

 

もし起きても
即座に対策を打てるので
悩み事だ・・・って自覚する間もなく、
解消されていけるものです。

 

普段から無自覚で、
なんのリスクマネージメント
(危機管理)もしていないところに
自身にとっての
事件と呼べるようなものが
舞い込んでしまいます。

 

これを防ぐ術は
日常的に「自分自身の弱い部分」や
苦手な部分に目を向けておくことと、
それをなんらかの形で
強化しておくことですね。

 

弱っている森や山だったら
新しい苗木が必要な場所に
必要なだけ植林をしたりしますよね。

 

心や体、仕事や
人間関係にストレスを抱えて
苦しむのは、
そこに「ウィークポイント」が
隠れているからなのです。

 

苦しみは、
それをただただを教えてくれる
きっかけに過ぎないのです。

 

child-1207337_1920

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA