快を求めるか、不快を避けるか、 人の行動の基準

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

人が行動するときの目的(行動原理)には
大きくわけると『ふた通り』あります。

 

それは、
『快を求めるか』『不快を避けるか』

 

これが
人の行動の基準(ベース)となるもの。

 

楽しいことや嬉しいこと
気持ちがいいことに向かうか、
つらいことや苦しいことを避けて
遠ざかろうとするか、
このどちらかに人は動いていく。

 

人が何かをするとき、または、
何かをしないとき…その行動目的が
その根底にある。

 

快を求めるのは、
人間らしい知的な活動。

 

不快を避けるのは防衛本能的な活動。
 

あなたはどちらを元に
行動を起こしている割合が多いですか??
どちらも大切な営みです。

 

ただ、
この2つには
欠点や落とし穴とも
言えることがあります。

 

一般的(本やネットなどの情報を元)に、
『快を求める』=好きなことをしたり、
やりたいことをやるうまくいく
…と言われていますので、

 

楽しいことや
面白いことを求めるがち…そればかりになる。

 

また、
もっと不快なことを避けてもいいんだ。
…となる。

 

行動原理を強めがちなのです。

 

この行動の基準を
あまりにも強めてしまうと
『あること』が起きてきます。

 

それは、
『困難』
=不利な状況や利益になりにくいことを
遠ざけることが増えてしまう。

 

それ故に起こることは、
簡単に儲かるとか、
楽にすぐできるとか、
うまい話に
乗りやすくなってしまう。

 

そういう話は、
うまくはいかないものがほとんどです。
 

なぜなら…
ひとが簡単に
すぐに手を出せるところに
『いい話』はないからです。

 

ひとがなかなか手を出せない
又は出さない『困難がある』ところに
いい話はあるもの。

 

実際、
誰でもできるような
仕事ほど賃金は安くなり、
だれもができない(やらない)仕事ほど
賃金は高いものです。

 

楽で
簡単なことを、
繰り返していても
能力や精神力などは
あまり向上しません。

 

大変な労力を伴い、
難しいことに
向かい続けることで
新たな知恵や
高度なスキルなどが身につきます。

 

より人の役に立てることほど
困難を超えた先にあるものなのです。

 

…だから、
自分自身にとって
不快なところを避けて
『快』ばかりを
追い求めるばかりでなく、
不快なところ=困難へ向かうことも
忘れないでください。

 

どちらもあなたの人生を
より良くするために価値あることなのですから。

 

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