共感力は鍛えられる〜寄り添う力を身につける

共感力・・・
あったらいいなと思いませんか?

 

共感力が高ければ
人の気持ちがよくわかり
上手に話を聞いて
あげられるようになります。

 

結果コミュニケーションが円滑になり
交友の輪も広がることでしょう。

 

共感力は
コミュニケーション能力が高い
女性の方が有していることが
多い能力ですが

 

なんら特別な力ではなく
単なるスキルです。
身につけようと思えば
誰にでも身につくものです。

 

一般には
男性がこのスキルに対しては
無頓着なことが多く、

 

ゆえに
女性から反感を買いがちですし
このスキルがないがために
男性は女性より
一層孤立しやすい傾向があります。

 

一方的に
自分の話ばかりしてしまい、
相手の話をきちんと
聞くことができなければ
対等なコミュニケーションは
成り立ちませんし

 

相手もあなたの話を
聞かされてばかりでは
いずれ嫌になって
去っていくでしょう。

 

相手に共感できないことは
恋愛がうまくいかない
一つの大きな要因ですし

 

それ以前、
交友関係や仕事の上の
人間関係においても
充実した日常を送るためには
ある程度の共感力が
必要になってきます。

 

『察する』は論理的思考と不言実行にある

 

共感力の高い人は
『察する』ことができます。

 

『察する』というのは
言われなくても
相手の状態を理解する力です。

 

共感の、
より高度な力と言えます。

 

”男性はできない”
というイメージが強いですが
そんなことはありません。
やれば誰でもできます。
やる気の問題です。

 

『察する』というのを
超能力かのように思っている人も
いるかもしれませんが
観察眼と論理的思考に基づいた
理性的な技術なんです。

 

やり方は以下です。

 

1、相手の状態・状況を観察する
2、その状態に合わせた知識を動員する
3、具体的に実行する

 

例えば

 

『具合が悪そうだなあ。顔色が悪いぞ』
⬇︎
『そういえば、今日は冷えるな』
⬇︎
『温めると楽になるのでは?」

 

=温かい飲み物とひざ掛けを渡して
『顔色悪いけど、大丈夫?』
と優しい言葉をかける

 

といった感じです。
普段からその人と親しく
例えば『頭痛持ちである』
という知識があれば

 

『頭痛を起こして
いるのかもしれない』

 

と推察ができますので
『頭が痛かったりする?』
と聞いた上で頭痛薬を
持ってきてあげる、などの
行動も取れますね。

 

ーーーーーーーーー
●普段から相手の趣味嗜好、
健康状態、家族関係、考え方や
行動パターンなどに興味を持つ

 

●雑学に強くなる

 

●奉仕精神と
不言実行の行動力を持つ
ーーーーーーーーー

 

『察する』ためには
こういったことが不可欠です。

 

何より大切なのは

 

”相手のためにする”ということ。

 

自己顕示欲が強い男性ほど
察することが苦手なのは

 

『困っている相手のために
何かしてやれる自分を
誇示しようとする』

 

ため。

 

相談事を持ちかけると
すぐ解決策を提示したり
上から目線で
原因ばかりを追求したり・・・

 

何とかしてあげようという
気持ちはいいのですが
これは自分中心で
相手が見えていない
やり方と言えます。

 

相手は人間であり
心があるのですから
問題は片付けてしまえば終わり、
という事務的なやり方では
心の通ったコミュニケーションとは
言えないでしょう。

 

まずはぐっとこらえ、
相手の話を聞くこと。

 

自分よりも相手を優先できる
強さを持つことです。

 

想像することが共感力を育む

 

共感には推察と論理的思考が
不可欠です。
かつ、必要なのは想像力です。

 

●相手はどんな気持ちだろう
●これを言ったらどう思うだろう
●こうされたら嬉しいんじゃないか

 

そんなことをあくまで
『相手の目線で』
考えることです。
相手の意見に同意することが
共感ではありません。

 

相手の立場を想像し、
相手の気持ちを感じてみよう、
という行為が共感です。

 

自分のことは脇にいったん
置いておいて、
相手を純粋に思いやる行為です。

 

これは訓練すれば誰でも出来ます。

 

もちろん知識もいります。
経験もいります。

 

人によって考え方や
感じ方が違いますから
相手のことについて
知るのはもちろん、
初対面の人にも的確に行うために
あらゆる人間の心理や
行動パターンについても
よく知っていく必要があります。

 

本の物語でもテレビのドラマでも
映画でもいいので
”登場人物になりきってみる”
という『感情移入』を
心がけることでも
身についていきます。

 

何より、
自分のことばかり
考えていては
共感はできません。

 

女性の共感力が強いのは
生まれたばかりの赤ん坊や子どもなど
言葉をうまく話せない相手のことを
ひたすら相手の立場で
考えなければならない、
育児に適応するためでも
あるかもしれません。

 

そこには『愛』が必要です。

 

相手を大切にできる
『愛』のある人は
多くの『感謝』を受け取り
『幸福』になるでしょう。

 

共感力は
幸せになるための
スキルでもあるのです。

 

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