本当の自分を取り戻すための第一歩

朝…仕事部屋で1人、パソコンをパチパチしていたら、小3の娘が「お寿司とモスバーガー行きたいの!」って笑顔で入ってきたんです。「パパはOKだから、ママにも聞いてみて!」と話したら、「うん、聞いてみる!」って部屋をパタパタと出て行きました。

そんな娘の姿を見て、私はふと「子供の頃、こんなふうに素直に親に願いを言えなかったなぁ」と思ったんです。


どうなりたいか?願いが素直に言えるようになった理由。

私が願いを言えなくなったのは、幼少期の困難な家庭環境にありました。人は、安心して話を聞いてもらえる環境にいないと、防衛本能的に自分の願い(気持ち)を我慢するようになります。

だから、私は長年、自分の願いを思うように言えず、我慢ばかりしていました。そのせいで「こうなりたい」と思う自分になれず、望むような人生を全く生きられなかったんです。

そんな私が今のように願いを言えるようになったのは、20年前、【どんなことでも否定せず】に話を聞いてくれる人に出会った経験がきっかけでした。

当時の私は、夢も希望もなく、ただ日々を生きるだけで精一杯。必死に仕事に向かうだけ……そんな状態でした。

それでも、「このままじゃ嫌だ」「何とか人生を良くしたい!」と思っていたんです。

そんな時、「この人なら話を聞いてくれそう」と思える人を見つけました。

当時は自己啓発本なども珍しく、カウンセラーやコーチもほとんどいませんでした。「心理学」や「哲学」を書いている人も少なかった。そんな時に【私の人生を変えるきっかけとなるある人】の本やブログを読み、「この人なら大丈夫な気がする」と感じたんです。

そして、その方が主催する小規模なセミナー(20人ほどの参加者)に申し込みました。

その方は、私を含め、一人ひとりの参加者すべてにとても優しく接してくれました。そして、そこに参加していた人たちも、先生の人柄を反映してか、とても気さくな方ばかり。セミナーの後の食事会でも、主催者の方は私を隣に座らせてくれて、楽しそうに私の話をたくさん聞いてくれたんです。

私の人生で初めて出会った「私を否定しない」「愛に溢れた」人たちでした。

それは、人生で初めての経験でした。

帰り道、涙を流しながら車を運転して帰ったのを今でも覚えています。

どんな話でも聞いてもらえる環境ができて、初めて、私は娘たちのように素直に願いを言えるようになったんです。

…だから、ついつい2年近く、毎週のように通ってしまいました(笑)。

(車で片道7時間もかかる場所だったのに!)

今、夢や願いが思いつかない、なりたい自分がわからないあなたへ。

「安心して話せる場所」を見つけてみてください。

願いを言えずにいる人ほど、気持ちを表現できない環境にいる場合が多いんです。


あなたが安心できる環境(場所や人)は、必ずある。

あなたの思いを肯定的に聞いてくれる人は、必ずいます。

ただ、過去にそう思えない状況にいた人ほど、「そんな人がいるわけない」という思い込みを持っています。

だからこそ、「私にも安心できる場所が欲しい」と願ってあげてください。

「きっとある」と信じてみてください。

その思いが、あなたに「最適な場所」を見せてくれます。

夢や願いも、それを実現する道も、実はすでにあるんです。

ただ、「ない」と思い込んでスルーしているだけの場合がほとんどなんです。

そして、「この人だ!」と思える人が見つかったら、どんな形でもいいので、会いに行ってみてください。

今の時代、Zoomなどを使ってオンラインで会うこともできます。

あなたの願いを素直に言えるようになるために、まずは安心して話せる環境を探してみませんか?