損することを恐れ何もしないが最大のリスク『損失』

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

誰でも『損すること』は嫌なものです。

 

お金の損失。精神的な損(痛手)。
肉体的な損(怪我等)。物質的な損害。

 

このように
人生には損をする危険と出会う可能性
=リスク(risk)がたくさんあるものです。

 

…なので、『損をするリスク』を
避ける行動をとりがちです。

 

ただ、
損を避けてばかりだと
逆に『損をする』ってことをご存知ですか。

 

リスクに向かわないのが最大のリスク

 

リスク(危険又は危険度)というものは、
行動する事で起こる(上がる)こともあれば、
何も行動しなくても起こる(増える)事もあります。

 

そのため、リスクを何も考えず闇雲に
遠ざけることは、
ある意味で『損をすること=危険』を
何もせず放置している状態でもあるのです。

 

仮に…。
損をする可能性が
高いところにいるとしたら、
放置していたら、マズイ…ということは
わかりますよね。

 

このリスクの高さや低さも、
自分が持っている『リスク』に
相対してみないとわかりません。
開けたことのない
扉の中身は、開けてみないと
わからないのと同じ。

 

リスクの語源である
  ラテン語 のrisicareには
『勇気を持って試みること』
…という意味もあります。

 

リスクは避けるものではなく、
勇気を出して向かう(見て試す)こと
なのです。

 

昔から
リスクに向かっていくことは、
リスクを避けるために必要なこと。
…と考えられてきたのですね。

 

日本でいう
『損して得取れ』という考え方です。

 

それが、
実は、最大のリスク回避だったりします。

 

リスクマネジメントは、損をする可能性を下げる

 

リスクがあることを
知らずに通り過ぎるのが
1番危険でリスキーなこと。

 

落とし穴が
掘ってあるかもしれない。

 

そこに危険なところや
損する可能性が高い場所があるのに、
わからないままでいる方が危険です。

 

そして、
損することや
危険に遭遇することは、
ダメなことじゃない。

 

確かに痛みを伴うことはあるが、
そこから学ぶことがあるし、
それによって次は、遭遇しないように
リスクマネジメントできる。

 

リスクマネジメントとは、
リスクを想定する。
(考えて想像する対処方まで)
リスクを軽減(低下)する処置をする。
(実際に行動して結果を出す)

 

損すると思っていることを
リアルにやってみる。
…実際はどうなるか検証する。

 

…それが、リスクを
回避し得することにつながります。

 

得することばかりに
目を向けているとリスクに対し、
見て見ぬ振りになってしまい、
損することに何の対策も出来ぬまま
放置してしまうことになるのです。

 

損することを本気で避けたいなら、
リスクに向かうことが欠かせません。

 

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