人といるのが疲れるあなたに向けたメッセージ.3 ~記憶力が良い人

副代表、果里です。

 

コミュニケーションに
問題があるわけじゃないけれど
人といると必要以上に気を使ってしまい、
なんだかいつも疲れてしまう。

 

人間嫌いなわけじゃないけど、
1人でいる方が楽ちん。

 

でも人間関係の
大切さはわかってる。
これからもいい対人関係を
築いていきたい。

 

そんな時、
“対人関係で疲れてしまう原因”
として考えられる

 

●感受性の強さ
●他人の意見を気にする
●記憶力が良い

 

といった項目に
自分が当てはまるところがないか

 

あるとしたら
それについてどう対処していくか・・・

 

そんなことをテーマにした記事を
前回、前々回とお送りしてきました。

 

今回は最後、
記憶力が良いことで
人間関係が苦痛になる~

 

について。

 

【人間関係がうまくいかないパターン】

 

を記憶しやすく、
トラウマ化しやすい人について
のお話です。

 

前回、前々回の記事はこちら↓

■人といるのが疲れるあなたに向けたメッセージ.1~感受性の強い人
■人といるのが疲れるあなたに向けたメッセージ。.2~他人の意見を気にしすぎる人
 

記憶の仕方や感受性の強さによって、生きづらくなる場合がある

 

あなたは昔のことを思い出すとき
誰かのことを思い浮かべるとき
どんな風に頭に浮かびますか?

 

●文字で情報が浮かぶ
●映像が見える
●感覚的に覚えている

 

複数が該当する
という人もいるでしょう。
中でも

 

●映像で記憶・思考する

 

タイプの人は
そうでない人より
記憶力が高い場合が多いです。

 

記憶は関連によって強固になるもので

 

●りんご→果物である→メロンなど
   →赤い色→スイカなど
   →まるい→野球ボールなど
   →万有引力の法則→アイザック・ニュートン

 

などなど、
こうして関連する記憶が
多ければ多いほど、
「りんご」について、
そして関連する同士の記憶が
強くなっていきます。

 

これを利用し
意図的に他と関連性を作ることで
記憶する力を増大させることが
できたりもしますが

 

映像記憶ができる人の場合、
それを素でやっていることになる
(自然と映像と結び付けている)ので、
過去の出来事などを
言語記憶の人に比べると
忘れにくいという現象が起き、
四歳以前の記憶が残っていたりもします。

 

映像記憶だけでなく
感覚記憶もあると
さらにそれが強固になります。

 

そしてもちろん、
そこに言語記憶が重なる場合もあり
そうなってくると
なかなか過去の出来事を
忘れがたい体質、ということになるでしょう。

 

特に人は

 

☆感情が強く動いた出来事
=印象的な事件

 

として強く記憶します。
そして中でも

 

“傷ついた記憶”
“ショックだった記憶”

 

などの嫌なものは
感情的にも大きく揺れるので
忘れがたいものです。

 

そうなると
——————-
××すると●●という不都合が起きる。
よってそこに向かってはならない。
——————-

 

という【ブロック】が
形成されることがあります。

 

これは防衛本能としてとても有能なもので
悪いことをしないとか
交通事故に気を付けるなど
社会の基本的なルールについても
同様に形成されます。

 

しかしたとえば

 

●自分のことを話すとバカにされる
●辛いことを打ち明けると弱虫だといわれる

 

など、
たまたま接した相手が悪かった状況を
このブロックに組み込んでしまうと

 

【人間関係がうまくいかないパターン】

 

として防衛本能に記憶され、
誰に対しても

 

●自分のことを話せなくなる
●辛いことを打ち明けられない

 

ということに
なる場合があります。

 

これは誰でも該当する話ですが
記憶力が強い人の場合、
その嫌な出来事を脳裏で
反復体験してしまうことで
ブロックが特に強く働きやすいのです。

 

よって、

 

●感情が揺れやすい(感受性が強い)

 

かつ

 

●記憶力が強い

 

トラウマによるブロック形成が
人より多くなりがちですので
それによるストレスから
人付き合いが苦手になるリスクが
増えることがあり、

 

結果として

 

■人といるのが疲れるあなたに向けたメッセージ。.2~他人の意見を気にしすぎる人
 

でも書いた

 

●他人の顔色を窺う
=他人の意見を気にしすぎて疲れてしまう

 

ということが起きます。

 

あくまで一つの例ですが
こういったことがあると
人といるのが疲れるばかりか
人付き合いが苦痛になりかねません。

 

イメージトレーニングで前向きな変化を

 

人生の悩みのほとんどは
人間関係からなるといわれています。

 

日々を快適に過ごすためにも
できるだけ居心地のいい人間関係を
構築していきたいものです。

 

相手に問題がある場合は仕方ないですが
こういった自分の内面が
原因となる場合は積極的かつ
前向きに対処していきたいものです。

 

1.自己分析をする。

 

■人といるのが疲れるあなたに向けたメッセージ.1~感受性の強い人

でも書きましたが
自分にとっての快適な環境を割り出すのに
自己分析は欠かせません。

 

自分が何を望んでいるのか
きちんと見極めるようにしましょう。

 

2.感情の受容

 

かつ、自己分析には
感情を見ていくことが欠かせません。

 

どんな辛いことや悲しいことでも
感情はただただ味わうことが大切です。
そして素直にそれを吐き出してください。

 

感じたことに理由や理屈をつけたり
なかったことにしてしまうと
感情を受容できなくなります。

 

受容できていない感情
(それに付随する出来事)は
トラウマ化=不都合なブロックを形成
しやすいことを覚えておいてください。

 

逆にただ感じること、
そして吐き出すことを
根気よく続けていけば
トラウマも解消することが可能です。

 

3.イメージトレーニングをする

 

最後に、

 

【こうなったらいいなという未来をイメージ】

 

します。なるべくワクワクできるといいです。

 

1.と2.は、順番が逆でも
同時でも大丈夫ですが
これについては必ず
最後に行ってください。

 

正しい自己分析や
感情的な処理がきちんとできていない段階では
自分の望みがイメージトレーニングに
正しく反映できない場合があります。

 

ちなみにこれは人間関係ならずとも
好転させたいあらゆるものごとについて
使える手です。

 

そして、あとはそのイメージに向けて
これだ!と思う行動を起こすのみです。

 

!(^^)!
ガンバレニッポン←?

 

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