辛い気持ちとの向き合い方~心豊かに生きるために

生きてると、
辛いことたくさんありますよね。
 
どうせなら辛いことなんか
ない方がいい!
 
楽しいことばかりだったら
どんなにいいでしょう。
 
しかしそうもいかないことも多いので
もう今現在ある辛い現実、辛い思いに対して
 
どう向き合っていったらいいのか?
 
考えていきましょう。
 
 
◆単純な二元論は心を貧しくする
 
(※二元論=世の中のものは背反する二つの原理から構成される、
または二つからなる区分に分けられるとする概念のこと。
例えば、原理としては善と悪、要素としては精神と物体)
 
 
心の仕組みの観点からお話しすると
 
「辛い」
 
という感情はとても意味のあるものです。
 
 
しかし一方、かつて
 
●ネガティブなことを考えると現実になる
 
 
という引き寄せの法則の誤解釈が
広まってしまったことで
 
辛い感情に蓋をしてしまう人が急増しました。
 
 
ネガティブ×
ポジティブ〇
 
 
……?
 
 
ネガティブな自分も
ポジティブな自分も
 
同じ一人の人間です。
 
 
どちらかがダメで
どちらかだけ良い
 
というのに、まず違和感を覚えませんか?
 
 
いいか悪いか
正しいかそうでないか
 
人の心は
そんな単純なものではありません。
 
 
悲しみや苦しみ、辛い出来事すら
心の滋養に変えて
 
強さと優しさを身に着けていける
 
そんな奥深い豊かさを持っているはずの人の心に
 
 
ネガティブはダメで
(現実になるから?)
ポジティブは良し
(その現実だけ欲しいから?)
 
なんていう単純公式を当てはめるのは
何とも心貧しいおかしな話なのです。
 
 
 
◆「辛い気持ち」「辛い出来事」は
すべて意味があって起きている
 
 
感情は人生のセンサーです。
 
その扱い方を知らずにただ感情を
快か不快か良しあしだけで判断していると
 
人は不快な感情や
「悪い」とされている感情に
 
蓋をするようになります。
 
 
しかしどんなに蓋をしたところで
感情はなかったことにはできないので
 
辛さはどんどん増していきます。
 
そして暴走した感情に
振り回され
 
現実によくないことが起こり始めます。
 
 
辛い感情をちゃんと受け入れて!
蓋をしないで!
 
って、
 
辛い感情を引っ張り出すような
出来事が起こり続けるのです。
 
 
実はこれこそが
ネガティブな引き寄せなんです。
 
 
 
◆辛い気持ちを否定せず、ただ受け入れると
癒しが起こる
 
 
「今自分は辛いんだな」
 
 
辛い時の対処法は、
単にそれだけです。
 
辛いという事実、それを受け入れればよいのです。
 
こんな自分はダメだ!
と否定することはありません。
 
あなたはただ、辛いのです。
 
だからそんな自分を抱きしめてあげてください。
 
ヨシヨシ、辛かったねと
愛で包んで癒してあげてください。
 
怪我をしたら消毒をして絆創膏を張り、
安静にするのと全く同じこと。
 
辛い気持ちは癒してあげる。
 
愛で包んで
 
気持ちが癒えるまで
大切に扱ってあげる。
 
 
辛い気持ちと向き合うのには
痛みを伴います。
 
だからといって逃げないであげてください。
 
辛さを受け入れきった時、
それは癒しが完了した時です。
 
そうすると、現実は自然と
望む方へ動いていきます。
 
 
「辛さ」というのはあなたに与えられたギフトであり
 
人生をより豊かな
望み通りの方へ動かしていくための
大切な課題なのです。
 
 
1人で向き合いきれないときは
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