心の傷を癒すために

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

あなたは誰にも言えない
心の傷(トラウマ)をずっと抱えて、

 

その”心の傷”が
いつまでも癒えないことで
悩んでいませんか。

 

誰しも
それまでの人生の中で
幾度となく
困難や挫折にぶつかり、

 

それが
「心の傷」となって

 

人生がより良い方向に
進むのが妨げられてしまったり

 

その傷自身が痛みを生み続け、
苦しみ続けることに
つながってしまっています。

 

癒すべき心の傷が生まれる過程とは…。

 

心の傷は
さまざまな
人間関係の中で生まれます。

 

友人や同僚に
好みや価値観を
蔑視されたり、

 

親兄弟から夢や望みを
否定されたり、

 

教師や上司に考えを
押し付けられたり、
行動を強要されたり、

 

夫婦や恋人などのパートナーと
意見が合わず喧嘩をしたり、
つい手が出てしまったり、

 

恋愛の過程で
失恋や離婚などの
別れがあったり。

 

過去に受けた
理不尽な仕打ちが
すべて”心の傷”になりえます。

 

しかし誰もがこういった
好ましくない(と思われる)
経験を大なり小なり
するものです。

 

その都度
悲しい思い、孤独感、
痛みを、
幾度となく味わうものです。

 

手足が震え、
心臓がバクバクするような
強い重圧を受けることも
あるでしょう。

 

思い通りにならず
激しく苛立つような局面も
一度や二度ではないはずです。

 

衝撃的な出来事に
出会うたび、

 

心(感情)は波立ち、
頼りなく、もしくは激情に激しく
揺れ動くことでしょう。

 

何の予備知識も無い
無防備な状態で
激しい心の痛みを
経験してしまうと

 

感情に揺さぶられ、
動揺して、

 

それらの
出来事が起きた意味を
自分の目線ばかりでなく
相手や第三者の目線に立ったり
…などの
多角的な視点で考えたり、

 

現れた感情一つ一つを冷静に
受け止め、理解するなどの
処置ができなくなります。

 

その結果として、
それらの経験、それらの感情、
それらの感覚を、

 

危険なもの、
必要のないものとして
閉じ込めたり
感じないようにしたり
見ないようにしたりして、
遠ざけてしまう・・・

 

これが
心の傷の「原型」です。

 

その痛みを連想させる場所に
近づこうとすると
心は過去の痛みの記憶を再現し、
否定的な思考と合わせて、
そこからもっと
遠ざかろうと働きます。

 

これは人の心が持つ
”防衛本能”とも言えるものです。

 

心の傷は、脳の防衛反応

 

心に傷を
抱えたままの状態だと

 

自身の心の変化や感情の動き、
周りの目や人の態度、言葉、
周囲の環境など
あらゆることに
敏感になったりします。

 

『辛い』『怖い』『悲しい』
などの感情を、
見ないようにして
おしこめてしまうと
”防衛本能”が誤作動を起こし

 

必要以上に臆病になって
危険ではないものまで
遠ざけてしまうこともあるのです。

 

本来、
人の心=特に感情は、
快・不快を見定め
自身の進むべき道を示すものであり、
幸福感の象徴でもあります。

 

人はそれを
生まれた瞬間から

 

様々な”経験”と触れ合うことで学び、
心の使い方、その仕組み、
感情の活用法を学んでいくのですが、

 

一般的に、
感情についての教育は
なされていないのが現状です。

 

よって、

 

幼く未発達の状態から
スタートした心は、

 

『人の心』=『自分の心』が
どういうものか教えられぬまま
理解できぬまま
さまざまな経験と
出会うこととなります。

 

戸惑うことは
当然のことで、

 

時に大きすぎる感情を
受け止めることも
癒すこともできず、

 

『癒し』のその方法も
知らぬままに

 

心は傷つき続けてしまい

 

そうして癒されぬままの心に
痛みが蓄積していってしまうのです。

 

そして、

 

あまりにも
傷つきすぎると

 

痛みの記憶が邪魔をして、
あらゆる感情が抑え込まれ

 

果てに幸福感すら
得られなくなり、

 

人生が限りなく
自分の思うように
いかなくなってしまうのです。

 

心の傷(トラウマ)を癒すために

 

人は
自身の心を感じ、
感情をもつからこそ
”幸せ”を感じます。

 

悲しみも苦しさも
喜びや楽しみにつながっています。

 

つらいことにぶつかることで
人は幸せを求めます。

 

幸せなことを
“幸せだ”と認識できるのは
辛いことを知っているからなのです。

 

それなのに、
やみくもに

 

悲しみは悪いこと
痛みはダメなこと
嫌い、嫌い

 

にしてしまっては、
嫌なことだけを
避けているつもりでも
幸せも一緒に遠のいてしまうのです。

 

つらい気持ちを
吐きだしてください。

 

自分自身や、
他人を責めることを
やめてください。

 

誰かへの怒りの感情を
抱き続けていては、
決して癒しは起こりません。

 

心そのものを、
傷ついたあなた自身を、
「忌むべき存在」として
否定しないでください。

 

感じないように
受け取らないように
閉ざし遠ざけ、
なかったことにして
前向きに処理しようとする・・・

 

そんなことも
今すぐやめてください。

 

自分の気持ちをきちんと見つめ、
正面から向き合い、

 

どんなに辛くても

 

”そこにいていいよ”
”辛かったね”
”そんな君(自分)が大切だよ”

 

と言うことができれば

 

心は、あなたは、
必ず癒されていくのです。

 

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