理想と現実が生まれるわけ「劣等感」と「優越感」

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

誰しもそれぞれに
こんな人生を生きれたら最高に幸せ!!
そんな未来があります。

 

本来それらは
「なりたい」という
希望の道にある世界のはずなのに、

 

「ならなければ」という
義務の世界になってしまう
場合があります。

 

この状態のままでは
理想と現実とのギャップで
苦しむことにもなりかねません。

 

●前回の記事です。

 

そうなってしまうのには
「理由(わけ)」があります。

 

理想を作り出す「劣等感」と「優越感」

 

つらい現実から逃げたいがために
理想を求めてしまうケースが
多く見受けられます。

 

その中でも、

 

つらい現実を
自己否定に置き換えて、

 

自分はダメなんだ…だから、
もっと良くならなきゃ、
もっと素晴らしいところに
行かなきゃ…という

 

最初から
自分はダメなんだという
「劣等感」を元にして
望みを描いてしている
場合があります。

 

このタイプは
すんなり望みが
実現すればいいのですが、

 

理想通りにならないと、
どんどん「自分はダメなんだ」
…という自己否定の思いを
強めていってしまいます。

 

物事を悲観的に捉えやす人に
現れやすいです。

 

自分をダメにしていたら、
自己の能力や可能性を
閉ざしてしまうことになるので、
望みへと手を伸ばすことが
難しくなってしまいます。

 

この劣等感と
同時に存在しがちなのが、

 

現実を嫌い
見ないようにするあまり、
何が何でも「理想」であり続けようとする
…現実からの逃避行動があります。

 

過剰な自己肯定。
極端な前向き思考。
…自分自身をとことん高め、
望む最高の完璧な状態に近づこうとする。
自分は理想に近いんだと見せようとする。

 

自分が凄いんだという
…優越感。

 

他者よりも優れているという
感情を維持することで、
つらい日常や
嫌いな自分を隠している。

 

表面的には、
とても楽観的に見えるが、

 

本人の中では
無力感や絶望感といった
自己否定に繋がる
満たされていない思いが
潜んでいることも多く、
それらを閉ざしすぎて
無自覚になっているケースもある。

 

理想と現実があまりにも
隔離してしまっている状態とも言えます。

 

どちらもにしても
基点に「苦痛」があり、
そこを避けるために
「快感」となる世界を作ろう
目指そうとしている共通点があります。

 

ただ…

 

その思いとは裏腹に
傷ついている自分自身を
避けて無視し続けているために、
根本的な解決には向かいにくいのです。

 

しんどい状態が続くんです。

 

 
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