理想と現実のギャップが苦しみを生み出している

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

あなたにとって
「こうなりたい」という
理想ってどんなものですか。

 

「こうである」という
現実はどんな感じでしょう。

 

理想と現実は
一致しているでしょうか、
または同じ道筋にいますか。

 

そのギャップから生まれる
苦しみがあります。

 

理想と現実とのギャップ

 

こんな風に
生きられたら最高だ、

 

こんなことができたら
これ以上幸せなことはない、

 

…そんな夢や望みが
誰にでもあるものです。

 

そこに向かうことで、
人は成長(能力等が向上)するし、
ワクワクドキドキ(心が躍り)します。

 

そんな目標や
目指す自分に近づくほど、

 

精神的なストレスが
軽減されるので、
体調もより良い状態になりますし、

 

ゆとりが
たくさん生まれるので

 

人のために社会のために
いっぱいいっぱい優しくなれたりもします。

 

そんな良いことばかりの
理想に生き、
理想の自分になる…ということですが、

 

心の中で描くばかりで
現実が動くことなく、
「こうなったら」というイメージと
目の前に現れている出来事が
かけ離れるほどに、
心はその違いからくる違和感に
悩むことになってしまいます。

 

それが続くとやがて

 

今あること
(気持ちや思考、仕事や人間関係など)が

 

「許せなく」なったり
「嫌い」になったり
「目を背けて」しまうことになります。

 

この気持ちは、
ハードル(難易度)が
高い目標(目的)にむかうための
原動力にもなるし、
現状から受けているストレスを
和らげる効果もあるのですが、

 

より辛い現実を
作り出すことにもなります。

 

人は自分自身の存在や
今ある気持ちや今ある考え、
今ある事象(仕事や人間関係、過程、結果等)を
心の中で「否定(無きものに)して」しまうほどに
苦痛に感じるものです。

 

それが
今現在あることと比べて
望みを高く持てば持つほど、
強くなりがちです。

 

願望達成法に、
望みは高く高く持て…という話がありますが、

 

これをすると
自己の想像を超えるワクワクする世界が
一気に流れ込んできて、
確かに理想に向かう力は強まりますが、

 

一転して
自己否定が強まり過ぎてしまう
可能性もある諸刃の剣でもあるのです。

 

理想と現実のバランス

 

だからこそ、
今ある現実を
より大切にすることです。

 

目の前にある日常って…満足できるようなこと
ばかりじゃないモノです。

 

こんなものは嫌だ。
こんな風にはなりたくない。

 

そんなことばかりが
どうしても目につくかも。

 

ただ…。

 

そここそが、
あなたが実現したい!!と願うところを
目指すための
「足場」となる場所でもあります。

 

人の身であるから
歩き続ければ当然疲れるものです。
頑張って走り続けたりすれば
それどころではありません。

 

ゆっくりと心を落ち着けて
休む場所が必要になります。

 

そんな大切な場所が
居心地が悪かったら
心も体も休まるどころか
余計に疲弊してしまいます。

 

失敗して心が挫けそうになった時に、
目標に向けて行動できない時に、

 

大丈夫、大丈夫、
まあいっか、
まだ、なんとかなる。

 

…とそんな自分を
許し認める余裕も持てなくなります。

 

確かに、現実って
いつもあることだったり、
毎日の繰り返しだったりするので、
面白みに欠けるかもしれません。

 

ただ…

 

あなたが
今そこにいる場所なんです。

 

そこが「ダメ」だったら、
常に針の筵(むしろ)の上に
いるようなもの。

 

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理想(到達したことのない場所)
ーーーーーーーーーーーーーー

 

…に向かうだけでも、
大変なことなのに、
さらに大変なことを
背負い込むことになります。

 

だから、
あなたが
今感じている気持ちや
今、考えていること、

 

現在の
気に入らない仕事や
不満だらけの人間関係、

 

やってみたけど
うまくいかなかったこと。

 

…などを
ダメなことにしないで
目を向けて
認めてあげてください。

 

理想ばかりでも、
表面的で
ふわふわした感じが拭えず
足場がとても不安定になりやすく、

 

現実ばかりでも
堅実すぎて
面白みや発展性が少なく、
楽しみが見出しにくくなる。

 

どちらも
より良く生きるために
より幸福であるために、
欠かすことができない存在なのですね。

 

 
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