自己を追いつめる完璧主義、その原因

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

休みたいのに
ここまで
やらねばならないという
思いに駆り立てられ
休むことも
なかなかままならない。

 

または、

 

もう少し
手を抜けば
心も体も休まるのは
理解できるんだけど
ボロボロになりながらも
どうしても
最後までやり通してしまう。

 

その結果、
疲れてばかりで
余裕がもてない。

 

時間に仕事に家事に
追い立てれるような毎日。

 

そこには
自己を追い詰めてしまう
「完璧主義」があるかもしれません。

 

自分自身を追い詰める完璧主義

 

人にはそれぞれ
「こうでありたい」
という思い(望み)があるものです。

 

しかし
その思いそのものが、
自己の足枷になり
自分を追いつめてしまう
場合があります。

 

例えば…。

 

いい仕事を「したい」が
いい仕事を「しなければらない」

 

…になってしまう。

 

人に優しくしたいが、
人に優しくしなければいけない。

 

…になってしまう。

 

お部屋をキレイにしたいが、
お部屋がきれいじゃなきゃダメ。

 

…そんな風になってしまう。

 

このように
「〇〇したい」という望みだったものが、
「〇〇しなければ」という義務のように
なってしまい、

 

望みが「完璧」に
実現することしか認められない、
不完全はダメ!!

 

…そんな状態に
なってしまうことがあります。

 

こうなると
どんどん望みは
叶いにくくなりますし、
心や身体のストレスは
どんどん増えて、
仕事などにも悪影響を
及ぼしてしまうことになります。

 

自己を追いつめる完璧主義が生まれた原因

 

自己をおいつめがちな
完璧主義になる背景(裏側)には、

 

うまくいかないことへの恐怖が
隠れていることが多くあります。
うまくいかなかったら
どうしよう…

 

失敗したら嫌だなぁ。

 

完璧にできないのが
恥ずかしい。かっこ悪い。

 

ここで休んだら
次は取り戻せないかもしれない
…不安、心配。

 

仕事の終りがみえない
イライラ。

 

などなど、

 

完璧主義の
根本にはこれらの
失敗に対する
「恐れの感情」が存在します。

 

疲れた体に
鞭打ってでも
頑張ろうとする、

 

精神的な
余裕を失ってもでも
完璧な状態であろうとするのは、

 

その感情に出会うのを
避けるためであり、

 

1番そこから
遠いと思われる
完璧(もっとも良いところ)を
目指すことで
自己を守ろうとしてい状態なのです。

 

この思いの発端は…
過去に
「うまくいかなかったこと」
「失敗したこと」
「思い通りにならなかったこと」があり、

 

その際に
とてもつらい経験をして
傷ついてきたことにあります。

 

完璧な状態にいることで
そんな経験を思い出さなくて済む、

 

そこから
一歩でも外れてしまうと
ーーーーーーーーーーーー
辛かった過去を…
傷ついてきた自分自身を…
ーーーーーーーーーーーー
バタバタと
思い出してしまう。

 

この思いを
再び味わいたくないが故に
完璧をつらぬこうとしている。

 

どんなに辛くても
休みたくても休まないことで
自分自身を守っている。

 

◯◯しなければにすることで、
これ以上傷つかないようにしている。

 

それが自己を苦しめてしまう
完璧主義のほんとうの姿と云えるのです。

 

ひとそれぞれ
抱えているものも

 

どんな経験をして来たかも
心の傷の深さも違います。

 

ただ…。

 

これを繰り返していると
過去の辛さも解消されないし、
現在の辛さも解消されていきません。

 

完璧じゃない自分を認めること

 

休みたい時に
休むためには…

 

自己の望みを
実現していくためには…

 

自分らしく生きるためには…

 

まず、過去に
失敗してうまくいかなくて、
つらかったことを
それで傷ついてきた自分自身を
癒すことです。

 

次に
現在のつらいきもちを、
今うまくいっていかず悩んでいる
自分を癒すこと。

 

そのうえで
長く傷つき続けてきた
心や身体を休めることです。

 

癒すとは…。

 

辛かった想いや過去の出来事を
ダメなことにせず、逃げることなく、
真正面から向き合い
その存在を「そこにいても大丈夫だよ」と
…認めていくこと。

 

人の気持ちって
過去の辛い経験って
そこから遠ざかれば遠ざかるほどに
強まる傾向があります。

 

つらい気持ちに
蓋をすればするほど
辛さはその中で知らず知らずのうちに
増加してしまうのです。

 

反対に
最初はひどくしんどい行為
かもしれませんが
失敗した過去やその時の苦しさと
向き合うことで、
心は自然と軽くなるものです。

 

そして…

 

きちんと
自己を癒すことができたら
〇〇したい…という
最初の(ほんとうの)望みに
自然と迎えるようになります。

 

 

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