他者はあなたの為に生きていない〜人と人は持ちつ持たれつ

つい、
誰かに期待してしまうこと
ありませんか?

 

そしてその通りに
相手が動いてくれないことに対し
苛立ちを覚えることは
ありませんか。

 

●上司が身勝手だ
●部下がこちらの意図を
汲んでくれない
●夫が家事を手伝ってくれない
●妻がいたわってくれない
●子供が言うことを聞かない
●友人が話を聞いてくれない

 

などなど。
生活にはありがちなシーンですが、

 

思い出して欲しいのです。

 

『相手に、あなたの言うことを聞く
義務はありません』

 

さらに言えば
上司と部下、大人と子供、
男性と女性など、
力の強い存在が弱い存在に対して

 

『自分の期待を強要』

 

することは道義的に大問題、
とても卑劣な行為です。

 

”相手のため”は”自分のため”

 

人はそれぞれの人生を
自分の意思で自分のために
生きています。

 

『相手のためだ』

 

とはいえ、
そうしたい自分がまずいることから
めぐり巡れば全て自分のためです。

 

『これがあなたのためよ』

 

と言いつつ、
子供の希望を否定し、
高学歴であることや仕事の安定性を
強要する親御さんがかつてはよく
見られたものですが、
身勝手なエゴとしか
言いようがありません。

 

子供は親の道具ではなく、
子供は自身で自分の人生を選択し、
自分の足で歩いていくもの。

 

親はどうしたって
子供の幸せを望みますが、
その形を強要することは
個人の人格への否定です。

 

そしてそれらは全ての個人に
当てはまります。

 

よって誰かにあなたの要求を
強要することはできません。

 

相手があなたの言うことを
聞いてくれるのは
相手もそうと望んだときだけです。

 

これが基本であり、
前提です。

 

『〇〇すべきだ』

 

と云う考えも
それはあくまであなたにとってであり、
それを押し付けることはできないのです。

 

お互いにとっていい『提案』を

 

しかし周囲とはいい協力関係を
築くに越したことはありません。

 

『互いに、自然と、
してあげたくなる』

 

それが健全な協力関係です。

 

あなたなら、どんな相手に
それをしたくなりますか?

 

どんな相手になら、
惜しみなく協力しますか?

 

どんな相手になら、
もしくはどんな話の内容なら、
その話を聞いてあげたくなりますか?

 

どんな相手の意見なら、
その意見を貴重と捉え、
実行に移すのに抵抗を感じませんか?

 

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協力関係を築くには、
信頼関係があることが前提
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です。

 

あなたは信頼されていますか。

 

普段相手に優しくできていますか。
大切にしていますか。
話をきちんと聞いていますか。
価値を提供できていますか。

 

かつ、
自分の意思をきちんと伝えていますか。

 

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意外と、
相手は『察しません』
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相手は自分とは違う人間です。
分かり合う過程を通り越して
いきなり察し合うことはできません。

 

伝える努力を
惜しまないようにしましょう。

 

そして、必ず感謝で返しましょう。

 

人間関係はいつでも
『持ちつ、持たれつ』です。

 

感謝してくれる相手には
誰もが自然と
尽くしたくなるものですよ。
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