雇われないで働くことってかっこいい?

★【pro.Flyaway】副代表・果里(かりん)です♪

 

フリーランスに憧れて起業したい!
なんてまさしく私のことですが。

 

そもそもどうして
会社員じゃいけなかったのか。
雇われで働くことを
選ばなかったのか。

 

例えば。
私は小さい子供がいるので
そういう生き方が困難だった……
というのがあります。

 

当時の連れ合いは会社員でしたから
家事育児の分担はできませんでしたし、
(残業だらけで帰ってきませんもん……。)
そもそも家事や育児のスキルを
持ち合わせている人ではなかったので、
そこを教育しながら子供の面倒を見、
家事をメインでこなしつつフルタイムで働く
というのはどう考えても無理でした。
(ちなみに果里さんは
今の旦那さんとは再婚であります。)

 

当時から私は自宅で
仕事することを考えて
色々やっていましたから
その時間もとらねばならないし、
保育園は預かってくれる
時間帯が意外と狭いので
どーしても通勤時間に引っかかっちゃう。
そもそも認可降りないし。

 

親などあてにできる人もいない上、
幼稚園や小学校って
親が参加しなければならない
行事が思いのほか多い。
仕事してるから、
というのは受け入れられない社会です。

 

上記のような事情から、
フルタイムで働くというのは
考えにくかった。

 

どう考えても
子供が犠牲になってしまうし、
体力的にもそんな多忙な生活に
身を置く自信がありませんでした。

 

でも、実はそれは後付けの理由です。

 

家庭を持って
子供を産んでみたらそうだった
というだけで、
わたくし果里めは学生時代から
「人に雇われないで働きたい」
と考えておりました。

 

会社員になるんだったら
専業主婦のがいいわ!
くらいの勢いで、そりゃあもう
お勤めは絶対したくありませんでした(泣)

 

なぜか。
言ってしまえば
こういうことです。

 

「人は顔が一人一人違うように、
使う力も一人一人違うんだよ。」

 

これは私の母の言葉。

 

ちなみにうちの母は昔、
趣味を活かして主婦起業家的なことを
やっていた人だったりします。

 

私は雇われ人生や
会社員がかっこ悪いなんて
これっぽっちも思っていません。

 

最近父が定年を迎えましたが、
ホントにかっこいいなぁと思います。

 

30年以上コツコツ勤めあげた
その根性、努力、途方もないものが
あると思います。

 

毎日同じ時間に起きて、
同じ場所に通い、
仕事内容はその都度違えど、
並みならぬ苦労が
その裏にはあったことでしょう。

 

よーするにね。
私にはそんなこと出来んのですよ。

 

コツコツと通勤しコツコツと仕事し
コツコツと同じ日々を繰り返すのが、
なんか知りませんが昔から出来ないのです。

 

人生の落伍者ですよ~(泣)

 

実は学校にも同じ理由で
ちゃんと通えませんでした。

 

起業家になる!なんて
かっこいいこと言ってるように
聞こえるかもしれませんが、
その裏では××ができなかった、
というちょびっとかっこ悪い
とこがあるわけです。

 

ここをかっこ悪いと
思うか思わないかは
人それぞれかもしれませんが、
少なくとも私はそれが出来ないことで
長年苦しんできたので、
なかなかそこの部分を自分の長所だと
思うことはできませんでした。

 

なので私は、
一般的に普通と言われる
日々を努力してらっしゃる方々には、
尊敬の念を抱いてやまないわけです……。

 

「普通」が出来ない
私はなんてダメなんだろう、
かっこ悪いんだろう、
と思うこともしばしばでした。

 

ただ、そこでいつも脳裏に響くのが
母の言葉でした。

 

人は、顔がそれぞれ違うように、
使う力も違う。

 

毎日きちんと同じ生活をし、
(会社員でも不規則な方はいらっしゃいますが)
会社で仲間たちと
力を合わせて社会を支えていく。

 

そんな生き方が合う人もいるし、
どうしてもフリーランスでないと
力を発揮できない人もいる。

 

実力を発揮できる環境も
顔と同じようにそれぞれ違うので、
人と関わりながらの方がいい人もいるし、
逆に人と関わるとエネルギーを
奪われてペースが乱れてしまう、
私のようなタイプもいるわけです。

 

人の指示で動くのが楽、好き、
得意という人もいる一方で、
人の指示が入ると途端に思考が回らなくなる
人もいる。

 

安定・平穏が好きで
変化を好まない人もいれば、
チャレンジ精神にあふれていて
ありふれた日常では
満たされない人もいる。

 

などなど、
後者の例は完全にフリーランス向きの
わくわく起業家タイプですが、
人にはそれぞれの個性があっていい。

 

多種多様な個性を
持ち合わせた人たちが
それぞれの場所で
それぞれの働きを全うすることで
社会は成り立つ。

 

だから
××出来ないことがかっこ悪い、
ってことはない。

 

「普通」はかっこ悪い、
きちんと勤められない人はかっこ悪い、
逆に雇われはかっこ悪い、

 

そんな価値観でいることの方が、
むしろかっこ悪い。

 

みんな違ってみんないい、
でいいと思うのです。

 

出来ないことの裏に、できる事があります。
××が苦手だからこそ、
そうでない自分らしい道を選べるのかなって、
最近はよく思います。

 

うちのふじぬまさとしくんが、
すごくかっこいいこと言ってましたよ。

 

欠点は、欠けちゃいけない点だよって。

 

だから「普通」ができないという
欠点がある私は、
その欠けちゃいけない点のおかげで、
こうして起業家を目指すことになったのです。

 

人生にはかっこいいも悪いもない。
ただ唯一無二の自分らしさがあるだけ。

 

本質的にはね。

 

そりゃいろんな価値観に照らし合わせりゃ、
かっこいいことも
悪いことも大いにありますが。

 

そんなものに惑うことなく、
どうか皆さんも
自分らしい生き方ができますように!

 
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