かっこいい生き方とかっこわるい生き方

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです。

 

かっこいい生き方。
かっこわるい生き方。

 

それぞれ
どんなものだと思いますか??

 

《かっこいい?と思われる例》

 

●弱音を吐かず、我慢強く、
いつも前向きに生きている人ってかっこいい。

 

●仕事で成功して
たくさん収入がある人ってかっこいい。

 

《かっこ悪い?と思われる例》

 

●言い訳ばっかりしている
ネガティブな人はかっこわるい。

 

●人として恥ずかしいことや
失敗ばかりしているとかっこわるい。

 

などなど……
価値観はそれぞれなので、
人によってかっこいい生き方と
かっこ悪い生き方の
定義が様々あると思います。

 

そこで今日は、

わたしなりのかっこよさの定義をいくつか、
お話ししたいとおもいます。

 

弱音を吐かないことは、本当にかっこいい?

 

辛いとか苦しいとか、
あれやこれやが嫌だとか、
愚痴や弱音を吐くことなく
いつも明るく前向きに頑張っている人って、
かっこよく見えますよね。

 

でも、
弱音を吐かない(吐けない)ことは
その人の弱さ=かっこわるさ
である場合があります。

 

自分の弱い部分や
苦手な部分を表に出すことは
実はとても勇気がいることです。

 

また、前向き思考や強がりは
ある意味辛い現実から目を背けること、
怖いことを「見ないようにする」
手段にもなり得ます。

 

日常的に強がってばかりいる人は
精神的にストレスが溜まりやすいですし、
人に相談したり頼ったりが出来にくい
傾向もあります。

 

どんな人だろうが嫌なものは嫌ですし、
辛いことは辛いものです。

 

いつも明るく振る舞う裏で、
様々な悩みを抱え、
苦しんでいるのがおそらく実情でしょう。

 

ーーーーーーーーーーーーーー
弱み=「かっこ悪さ」に正直であることが
強さ=「かっこ良さ」という場合もある。
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反対に……。

 

愚痴や弱音を吐いたり、
言い訳だらけで
自分の足で立とうとしない姿は
頼りなく、かっこ悪いですよね。

 

確かに、それだけしかない人は
とてもかっこわるいかもしれません。

 

しかし一方で、
その人はそれだけの苦しみを抱えて
いられる人かもしれない。

 

それに耐え、立ち上がる機会を
待っているだけかもしれないし、
自分の弱さを人に見せる強さを
持っている人かもしれません。

 

ですから、一概に
ポジティブな人=かっこいい
ネガティブな人=かっこわるい
とは言えないと思うのです。

 

成功している人はかっこ良くて、
失敗ばかりの人はかっこわるい?

 

仕事で成功して沢山収入があったり、
センスのいい、見た目がかっこいい人って、
どうしたってかっこよく見えます。

 

でも彼らは最初から
格好良い人だったわけ
ではありません。

 

それらの人はもともとは
望まない場所で
望まない状態にあった
ことがほとんど。

 

その中で失敗を
幾度となく繰り返し、
数多くの苦い経験をしてきた。

 

だからこそ、その経験の中で
実践的な知識や経験を得、
自分の弱みをも恐れず表現することで
多くの人に支えられ、
人との繋がりを築いてこれた。

 

自分がどんなに
かっこ悪いからってあきらめず、
かっこよくあろうとした人だけが、
本当にかっこいい「成功」を
手に出来るのです。

 

失敗がかっこわるいからって
挑戦から逃げ続けてしまったら、
それこそがほんとうの
かっこわるさかもしれません。

 

その人の「内面」がその人のかっこよさを決める

 

人のかっこよさって
見た目ばかりではなく
そのひとの「経験」「姿勢」

 

そして、

 

より良く生きたい。
人により優しくありたい。

 

妥協はしたくない。
子供に誇れる親でいたい。

 

などの

 

人として「かっこよく生きたい」
という志(想い)があらわれるものです。

 

もちろん服装センスや
表情なども大切ですが、
やはり内面的なかっこよさがあってこその
「かっこよさ」

 

かっこよさって
その人がどんな姿勢で生きているか、
それを表すものじゃないかと思います。

 

なにより
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その人が困難とするところに
立ち向かう姿勢が、人を惹き付ける。
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…と、わたしは思います。

 

誰もがいきなり強くなるわけでも、
最初からかっこよいわけでもなく、
少しずつ
自分の弱さ(苦手なことや難しいこと)に
立ち向かう中、
多くの失敗と様々な経験を通して、
強く、かっこよくなっていくもの。

 

……ですよね。

 

その過程は、もしかしたら
「かっこわるく」映ることもあるかもしれません。

 

一見、そんなことしてなんになるの?
というような、収入にもならないことを
延々と続ける人もいるでしょう。

 

実力がないのがあきらかで、
「やめなよ」とつい反対したくなるような人も
いるかもしれません。

 

そんなこと恥ずかしくてとても真似できない。
それを公然とやってのけて失笑を
買う人もいるかもしれない。

 

でも、それでも、
続けていく限りはいつかどこかで
芽が出るかもしれない。

 

愚痴ってでも騒いででも、
大泣きしながらでも、
困難に何度もつまづいたとしても、
恥ずかしい失敗を繰り返したとしても。

 

それでもこうありたい自分をあきらめない先に
本当のかっこよさがあるのでは
ないでしょうか。

 

そもそも人に認められたいばかりでなく、
自分が自分に納得したいからこそ、
「かっこよく」生きたい
んですよね。

 

だとしたら自分の中の
「かっこわるいこと」にも
きちんと向き合ってあげることって
大切ではないでしょうか。

 

弱さもダメなところも、
辛いことも嫌なことも恥ずかしいことも、
したくもない失敗も。

 

それらすべてひっくるめて
受けとめていけるのが、
本当の強さ、かっこよさじゃないかなあ。

 

と、思うわけです。

 

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