慢性化した『痛み』を解消するために有効な方法

■こんにちは
pro.Flyaway代表のふじぬまさとしです

 

慢性化した
カラダの『痛み』を解消するためには、
まずその痛みの原因や
痛みの起こる仕組みを理解する必要がある。

 

…という話を
前回前々回わたりしてきました。
『痛みが痛みを呼ぶ「心」と「体」のメカニズム』
『慢性化した「痛み」の連鎖を断ち切るために』

 

痛みがあると
それがある場所・・・腰痛なら腰に、
頭痛なら頭に、
元となる原因がある。
そして『痛み』が
問題を起こしているんだ。
…と思ってしまいがちです。

 

それゆえに
痛みがある場所、または
痛みそのものにアプローチすることが
多くなります。

 

これは急性の痛みなら
とても有効なことですが、
長く続く慢性的になった痛みには
あまり効果的とは言えません。

 

一時的な解消にはなっても
痛みはまたぶり返してしまいますし、
痛みにばかり意識がいくのは
『逆効果』となりかねません。
さらに痛みを
強める結果となってしまいます。

 

理由は簡単。
不快なところへ
意識を向け続けることが
痛みの元となるストレス(痛みの原因)
を発生させるからです。

 

また慢性疾患は大抵
痛みの原因が
『複雑化している』からです。

 

痛みそのものも
慢性化した原因の一つではあるのですが、
日常の生活習慣。運動習慣。
考え方。言葉遣い。
仕事。人間関係など。
ストレスとなっている要因は
たくさんあります。

 

こころ全体、からだ全体、
人生全体にまで及んでいることが多いのです。

 

…なので、
整体にいっても
マッサージをしても
長年消えることがなかった
肩こりの痛みが、
お外を楽しく
散歩をするようになったら
良くなった。

 

慢性的な頭痛や疲労感が
甘いものを減らしたり
食生活を見直したらスッキリ改善した。

 

10年以上続く腰の激痛が
人間関係を見直したら消えてしまった。
…なんてことがあるのです。

 

頭痛の原因が、
頭にばかりあるわけじゃない。
腰痛の原因が
痛みが出ている腰以外にもある。

 

心の痛みの元が、心にばかり
あるわけでもない。

 

慢性化した痛みは、
あちこちに原因があるので、
アプローチする方法もそれに合わせて
変えていく必要があるのです。

 

特に痛みの大元となることも
改善するために大切なことも
痛みから遠いところに存在します。

 

なので、
慢性的な痛みに悩んでいる人に対して
アドバイスをする際は、
痛み以外の部分に意識を向けることを
提案しています。

 

こういうと、
痛みのことが気になって
それ以外に目が向かないのですが…
と言われることも多いのですが、
痛みを忘れろといっているわけじゃなく、
大切なことは
『それ以外にも目を向けること』なのです。

 

盲目的に
痛みばかり見ても
改善するための道は見えない。
同時に別の道(ルート)も
見ておく必要があるだけです。

 

それが
つらい痛みに向かう
心のゆとりにも繋がります。

 

慢性的になった痛みに
もっとも有効なことと言えるのが
『ストレスを減らすこと』であり、
『気分良く過ごすこと』なのですから。

 

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