好きを仕事に」が苦しい本当の理由|20年で見つけた理想の働き方を叶える3つの視点

こんにちは!
魂の森の導き手、ふじぬま さとしです。
 
「好きなことを仕事にすれば、人生バラ色!」
…なんて言葉、一度は聞いたことがありますよね。
 
私も20代の頃は、目をキラキラさせながら信じていました(笑)。
 
でも、実際にやってみると…「あれ?なんか違う…」「好きなはずなのに、なんでこんなに苦しいんだ…?」そんな壁にぶち当たった経験、ありませんか?
 
何を隠そう、私自身がその「壁」に頭をぶつけまくってきた人間です。漫画家を目指して挫折し、コーチングを始めても最初は鳴かず飛ばず…。この道20年、自分自身の失敗と、2000人以上の方々の悩みにとことん向き合ってきました。
 
今日はその中で見えてきた、多くの人がハマってしまう「好きを仕事にする」の落とし穴と、そこから抜け出して、本当に自分らしい働き方を手に入れるための、ちょっと未来志向なヒントをお話ししたいと思います。
もし今、あなたが道に迷っているなら、コーヒーでも片手に、少しだけ私の昔話に付き合ってもらえたら嬉しいです。

【落とし穴①】そもそも「好き」の選び方を間違えている?

 
多くの人がつまずく最初のポイント。それは、「過去の自分」を基準に「好き」を選んでしまっていることです。
 
これ、どういうことかと言うと…
 
「今の自分にできることは何だろう?」
「過去の経験で活かせるものは…」
 
こんなふうに、過去という名の『自分の引き出し』の中だけを探してしまうんです。気持ちはすごく分かります!それが一番手っ取り早くて、安心な気がしますもんね。
 
でも、もし「今の自分」がうまくいっていないとしたら…?その引き出しの中を探し続けても、出てくるのは「うまくいかない未来」の材料ばかり、なんてことになりかねません。
 
さらに言うと、「今の自分が語る理想」でさえ、実は過去の延長線上にあることが多いんです。「こうなりたい!」と願っていても、心のどこかで「でも、どうせ私には無理かも…」という過去の経験からくるブレーキが、無意識にかかってしまう。
 
アクセル全開で未来に進みたいのに、過去へのブレーキを思いっきり踏んでいる状態。これじゃあ、心がエンストして燃え尽きてしまうのも、無理はないですよね。

【落とし穴②】「好きなこと“ばかり”」という甘い罠

 
「好きなことだけして生きていこう!」これもまた、魅力的な言葉ですよね。でも、ここにこそ大きな罠が潜んでいます。
 
ちょっと想像してみてください。あなたが最高のカレーを作りたいとします。「とにかく鶏肉が大好き!」だからといって、鍋に鶏肉だけを大量に入れて煮込んだら、美味しいカレーになるでしょうか?
…なりませんよね(笑)。
 
美味しいカレーには、玉ねぎをじっくり炒める時間も、スパイスを調合する知識も、コトコト煮込む根気も必要です。中には、玉ねぎの皮むきみたいな、ちょっと地味で面倒な作業だってあります。
 
仕事もこれと全く同じ。あなたの「好き」という最高の食材(鶏肉)を輝かせるためには、それを支える様々な要素が必要なんです。
  • お客様に想いを届けるための発信(ちょっと苦手かも…)
  • お金の管理や事務作業(できれば避けたい…)
  • 自分のサービスを磨き続ける地道な学び(楽しいけど、大変…)
「好きなことばかり」をやろうとすると、この土台の部分が疎かになって、せっかくの「好き」が誰にも届かない、なんて悲しいことになってしまうのです。

【落とし穴③】「好きなこと“しか”しない」が成長を止める

 
②と似ていますが、これはさらに深刻な問題です。それは、「好きなことしかしない」ことで、自分の成長が止まってしまうこと。
 
居心地のいい「好き」というコンフォートゾーンに留まり続けると、新しいスキルを学んだり、苦手なことに挑戦したりする機会を失ってしまいます。
 
するとどうなるか?あなたの「好き」のレベルが、ずっと同じままになってしまうんです。
 
例えば、歌うのが好きでも、ボイストレーニングという少しキツい練習を乗り越えなければ、プロのようには歌えませんよね。コーチングが好きでも、お客様の心の深い部分に寄り添うためには、心理学の難しい本を読んだり、自分の心の傷と向き合ったりする必要があるかもしれません。
 
「好き」を守るために、「好き」の周りに壁を作ってしまうと、その「好き」はいつか色褪せてしまう。皮肉なことですが、「好き」を本当に輝かせ、仕事として成長させていくためには、「好き」以外の世界に飛び込む勇気も必要なんですね。

じゃあ、どうすればいい?人生が輝きだす「未来の視点」

 
「過去に頼っちゃダメ、好きばかりでもダメ…じゃあ、一体どうすれば!?」そんな声が聞こえてきそうですが、大丈夫、ここからが本題です。
 
私が20年間かけてたどり着いた答えは、「未来の自分を味方につける」ことでした。
まず、今の自分から一旦離れて、こんな想像をしてみてください。
 
「もし、仕事も人間関係も全てがうまくいっている“未来の私”がいるとしたら…その人は、今の私に何てアドバイスしてくれるだろう?」
 
「そんなの、わかるわけない!」と思いますか?いえいえ、これが不思議と、今の自分では思いつかなかったような答えが返ってくるんです。
  • 「そんな小さなことで悩んでないで、さっさとあの人に連絡してみなよ!」
  • 「苦手な発信も、完璧じゃなくていいから、まず一言つぶやいてみたら?」
  • 「本当にやりたいのは、そっちじゃないでしょ?もっと自分の心の声を聞いてあげて」
こんなふうに、未来の自分を「最高のコンサルタント」として雇ってしまうんです。この視点を持つだけで、過去のしがらみから解放され、行動が驚くほど軽やかになりますよ。
 
「未来の自分なんて、想像できない…」という方は、こちらがおすすめです。
あなたの周りに、「こんなふゆに生きたいな」と憧れる人はいませんか?その人は、どんな考え方で、どんな毎日を送っているでしょう。
 
その人を「人生の灯台」として、その光を目指してみるんです。
そして、ここが一番大事なのですが…勇気を出して、その人を頼ってみてください。話を聞きに行ったり、その人のサービスを受けてみたりする。
 
一人で暗い海を泳ぎ続けるのは、本当にしんどいことです。灯台の光があれば、安心して岸までたどり着けますよね。人を頼ることは、弱さではなく、未来へ進むための賢くて、愛のある選択なんです。

まとめ:あなたの「好き」は、もっと輝ける

 
長くなりましたが、最後に伝えたいのはこれだけです。
もし今、「好きを仕事に」でうまくいかずに苦しんでいるなら、それはあなたの才能がないからでも、努力が足りないからでもありません。ただ、コンパスの向きが、ほんの少しだけズレていただけなんです。
 
その針を「過去」から「未来」へ。そして、「自分一人」から「未来の自分や、理想の人」へと、ほんの少
しだけ動かしてあげる。
 
それだけで、あなたの世界は驚くほど変わり始めます。報われなかった「好き」が、あなたを最高の未来へ導く、最強の力に変わるはずです。
 
あなたの中には、あなたがまだ知らない、もっともっと輝ける自分が眠っています。その自分に、会いにいってみませんか?
 

 
▼最初の一歩を、一緒に踏み出しませんか?
 
この記事を読んで、「未来の視点って、もう少し詳しく知りたいかも…」「一人じゃやっぱり心細いな…」と少しでも感じてくださったなら。
 
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ここでは、小手先のテクニックではなく、まずあなたの心を整え、魂のコンパスを未来に合わせることから始める、とてもやさしい場所です。あなたの「好き」が、感謝と豊かさの中で花開く、その道筋を具体的にお伝えしています。
 
心が疲れてしまった時、いつでも帰ってこられる森のような場所で、あなたをお待ちしていますね。

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