こんにちは。
魂の森の導き手、ふじぬま さとしです。
あなたは、レストランでメニューを開いた時、何を考えますか?
「あ、このパスタが食べたいな…」
心がときめいた、次の瞬間。
「でも、夫はこっちの肉料理の方が好きそうだし、子どもたちはピザがいいって言うだろうな…」
「みんながバラバラだと、店員さんも大変だよね…」
そんな思考が頭をよぎり、結局、自分が本当に食べたかったものを諦めて、周りに合わせてしまう。
そんな経験、ありませんか?
もし、この小さなエピソードに「あ、私のことだ…」と心がチクリとしたなら。そして、あなたの毎日がなぜかいつも「大変だ」「私ばっかり頑張ってる」と感じるなら、この記事はあなたのためのものです。
それは、あなたの人生という壮大な物語の脚本が、いつの間にか「主役:あなた」ではなく、「役割:みんなを支える人」になってしまっているからなのかもしれません。

なぜ「優しい人」ほど人生がハードモードになるのか?
私の元には、本当に信じられないくらいパワフルで、愛情深い方々が相談に来られます。
子育て、仕事、親の介護、地域の活動…いくつもの役割を完璧にこなし、周りの人からは「すごいね」「あなたがいなきゃ回らないよ」と頼りにされている。
でも、彼女たちの心の内側は、まるでエネルギーが漏れ出していく蛇口が閉まらないかのように、静かに、でも確実に消耗しているのです。
なぜ、こんなことが起こるのでしょう?
それは、心理学の世界で語られる「課題の分離」が、少しだけ苦手だからなのかもしれません。難しく聞こえますか?大丈夫、すごく簡単なたとえ話をしますね。
これは「誰の宿題?」というお話です。
子どもが宿題をしないと、親は心配になりますよね。「早くやりなさい!」と声を荒らげたり、時には手伝ってあげたり。でも、「宿題をする」というのは、本来「子どもの宿題」です。
優しいあなたは、あまりにも共感力が高いために、他人の「宿題」まで、自分のカバンに詰め込んでしまうクセがあるのです。
-
夫の機嫌が悪いのは、「夫の宿題」
-
同僚が仕事で悩んでいるのは、「同僚の宿題」
-
親が将来を不安に思うのは、「親の宿題」
あなたは、それらの宿題を自分のことのように感じ、必死で解こうとします。その結果、自分のカバンは他人の宿題でパンパンになり、本来やるべきだった「自分の宿題(=自分の人生を幸せにすること)」に手をつけるエネルギーが、もう残っていないのです。
情けない話ですが…私の「脇役」時代の物語
偉そうに語る私も、この「他人の宿題」を背負い続けて、人生を盛大にこじらせてきた一人です。
50回以上も転職を繰り返し、多額の借金を抱え、安心できる居場所もなかった頃。私はいつも、誰かの期待に応えることばかり考えていました。
「みんながすごいって言うから、この車に乗ろう」
「親を安心させるために、安定した仕事に就かなくちゃ」
その選択のどこにも、「私が本当にしたいこと」はありませんでした。
一番象徴的だったのは、今の妻と暮らし始めたばかりの頃。妻や娘たちが欲しいものは、迷わず買ってあげられる。でも、自分が何年も前から欲しかったゲームソフト一本を、どうしても買うことができなかったんです。
レジの前まで行っては、「いや、このお金があったら、家族のためにもっと有意義なことに使えるはずだ…」と、そっと棚に戻す。その繰り返し。
今思えば、「自分を喜ばせることに、お金や時間を使う許可」を、自分自身に出せずにいたんですね。自分に価値がないと思い込んでいたから、自分を満たすことが、とてつもなく「罪深いこと」に感じられたのです。
そんな私を変えたのは、他でもない妻の、愛ある一喝でした。
「あなた、自分のこと、大事にしなさすぎ!」と。
その時、ハッとしました。自分を犠牲にすることが、家族への愛情だなんて、とんだ勘違いだった。自分が満たされていないのに、どうして大切な人を心から満たすことができるだろう?と。
人生の主役を取り戻す、魔法の脚本術【3つのステップ】
もしあなたが、かつての私と同じように「自分を後回しにする脚本」を無意識に演じ続けているなら。大丈夫。今日から、その脚本を書き換えることができます。
難しい理論はいりません。たった3つの、小さなステップを試してみてください。
Step 1:心のスポットライトに「気づく」
まずは、あなたの「心のスポットライト」が、今、誰を照らしているかに気づく練習です。
一日に何度か、ふとした瞬間に、自分にこう問いかけてみてください。
「今、私の思考は、誰のことでいっぱい?」
もし、その答えが「子ども」「夫」「仕事の相手」ばかりなら、そっと、そのスポットライトの向きを、ほんの少しだけ自分の方へ戻してあげる。「おっと、主役を忘れてた。で、私は今、どう感じてる?」と。
ただ、気づくだけでいいんです。それだけで、無意識の行動に変化が生まれます。
Step 2:1日5分の「主役タイム」を自分に贈る
いきなり大きなことをする必要はありません。まずは、誰にも邪魔されない、たった5分の「私のための時間」を、自分にプレゼントするのです。
-
お気に入りのアンティークカップで、丁寧に紅茶を淹れる
-
全ての雑音をシャットアウトして、大好きな音楽を1曲だけ聴く
-
ベランダに出て、ただ空を眺めて深呼吸する
ポイントは、「何かのついで」ではなく、「これだけをするため」の時間を意識的に作ること。それは、あなたの魂に「あなたは、大切にされる価値のある存在だよ」と教える、神聖な儀式です。
Step 3:「私は、〇〇したい」と声に出す
自分を後回しにするクセがある人は、「〜すべき」「〜しなきゃ」という言葉を使いがち。それを、「私は、〜したい」という主語に変えて、声に出してみましょう。
「夕飯の準備をすべき」ではなく、「私は、今日は美味しいカレーが食べたい」。
「子どもの送り迎えをしなきゃ」ではなく、「私は、子どもの笑顔を見たいから、喜んで送り迎えをしたい」。
たとえ同じ行動でも、その動機が「義務」から「望み」に変わるだけで、心のエネルギー消費は全く違ってきます。これは、あなたの望みを宇宙に宣言する「引き寄せの法則」の、最も簡単でパワフルな第一歩でもあるんですよ。
あなたが主役の物語は、驚くほど優しい
あなたが自分の人生の主役として、堂々と舞台の真ん中に立った時。不思議なことが起こり始めます。
-
人間関係が楽になるあなたが他人の宿題を背負わなくなることで、相手も「自分の力で宿題をやる」という成長の機会を得ます。結果的に、お互いを尊重し合える、心地よい関係が築かれます。
-
豊かさが巡り始める自分に価値を認め、自分を満たすことを許可すると、宇宙も「この人は、豊かさを受け取る準備ができたようだ」と判断します。不思議な臨時収入があったり、仕事の依頼が舞い込んだりするのは、このためです。
-
世界が優しくなる何より、あなたの心のコップが愛で満たされることで、あなたの目に映る世界そのものが、穏やかで優しいものに変わっていくのです。
あなたの人生の脚本家は、他の誰でもありません。あなた自身です。そして、その脚本は、いつだって、何度だって書き換えることができる。
もし、今が「大変だ」と感じるなら、それは物語のクライマックスが近い証拠。ここから先、あなたはどんな物語を紡いでいきたいですか?
その新しい物語の第一章が、今日、ここから始まることを、私は心から信じています。
▼もう少し私のことを知りたいと思ってくださった方へ
私が50回の転職と借金のどん底から、どうやって人生の主役を取り戻したのか。その、ちょっと長くて泥臭い(笑)物語をこちらで綴っています。自己紹介ページはこちら
▼「自分の物語」の書き方がわからない、一人じゃ怖いと感じるあなたへもし、「変わりたいけど、どうすれば…」と立ち止まってしまうなら。魂の森の入り口【育みの森】で、あなたの“やさしさ”が《魂のしごと》に変わる9日間の無料プログラムを体験しませんか?
脚本の書き方から、一緒にゆっくりと見つけていきましょう。



