一度辛い経験や手痛い失敗をしてしまうと
「この世界は冷たい場所だ」とか
「ひどい人間ばっかりだ」とか
「どうせ何をやってもうまくいきっこないんだ」とか
そんな思考になってしまいがちです。
しかしこの世には「鏡の法則」というものがあり
自分が攻撃すれば
相手からも攻撃される
自分がダメだと思えば
ダメな現実がかえってきやすい…
そんなことがあります。
「お前は酷い人間だ!」と言われて
嬉しい人はいないですので
あなたがもし周りに対してそう言っていたら
周囲はあなたに優しくしづらくなりますよね。
よって、あなたの周りは、言葉通り、
酷い(ように見える)人だらけになってしまいます。
◆ただ自分は「辛かっただけ」
自分の気持ちに素直になることが大切
心理学的に言うと
誰かや何かのせいにしている人は
ほぼほぼ「辛かった」だけです。
傷ついているのです。
とてもしんどかったのです。
だからそのきっかけを作った
誰かや何かを攻撃してしまいたい。
こんなつらい思いをさせやがってこのやろ~
と、言いたいのです。
もし、周りに愚痴や文句ばかり言っている人がいたら
「ああ、この人は辛かったんだな」
と思ってあげてください。
そしてその愚痴や文句に賛同するのではなく
一言
「辛かったね」
と言ってあげると
案外、それで収まる場合があります。
誰かや何かのせいにして
周囲に怒りを振りまいている限り
「鏡の法則」によって
同じ反応が周りから
返ってきやすくなるので
結局その人はなかなか満たされるところに行かれません。
◆辛い気持ちを解消するには、
愚痴や文句を言うのではなく
「辛かったよ~~」と気が済むまで泣けばいい
どうせならすっきり辛い気持ちを解消しましょう。
そのためには、きちんと自分の
「辛かった気持ち」を
見てあげることが大切です。
大事なのはあなたに辛い思いをさせた人や
辛い出来事ではなく
今、そのことで苦しんでいる
あなた自身の心なのです。
泣きたいだけ泣きましょう。
そんな自分を抱きしめてあげましょう。
「辛いよ」と素直に口に出すことが
できるようになると
すぐに優しい誰かが
駆けつけてくれるようになり
あなた自身もまた、辛い人に
優しくなれるようになれますよ。
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