自分のことしか考えない人がどうしても幸せになれない理由

エゴイスト、なんていう言葉があります。
一般に言う利己主義者のことですね。

 

利己主義というのは、
「自分のことしか考えない」こと。
そんな人のことを「エゴにまみれてる」
なんて言ったりします。
欲深い人なんかもこれに該当しますね。

 

こう聞いて
“自分のために生きて何が悪いの”
なあんて思ったりしていませんか?

 

実は、それが悪いんです。
人生において自分を大切にすることは
前提として当然のことですが、
しかし「自分のこと”だけ”大切にする」
というのは非常にまずい。

 

それではどこまでいっても
本当の意味で成功することも
幸せになることもできません。

 

それでは、それがなぜなのか
見ていってみましょう。

 

社会は人とのつながりでできている

 

あなたに幸せをもたらすものはなんでしょう。

 

●仕事
●趣味
●恋人
●家庭

 

例えばこんなところとしましょう。

 

しかしこの中のどれ一つをとっても
“他者”が介在することで成り立っているのに
お気づきでしょうか?

 

家庭や恋人、友人関係はそもそも
人間関係の話ですから当然として
趣味だって分かち合う人がいた方が
楽しいですよね。

 

それに仕事で成功するには
信頼関係が欠かせません。
信用のおけない人物に
(自分にとって不利益な人物に!)
果たして重要なポストがまわってくるでしょうか。

 

なにより
自分以外の誰かがあなたの働きを評価して
代価を払ってくれるからこそ、
あなたの手元に給与が入ってくるのです。

 

そのお金で生活している以上、
あなたは”あなた以外の誰か”に
いつも生かされているわけです。

 

しかし・・・

 

お金で、幸せは買えない

 

そう、読んで字のごとくです。
残念ながらお金で幸せは買えません。
“一時的に幸せになること”はできます。
しかしそれにばかりすがっていると
“お金がないと満たされない人”になってしまいます。

 

●甘いもの(糖質)依存
●買い物中毒
●ギャンブル依存

 

などが代表的ですが
どれもが”お金がないと満たされない状態”とつながります。

 

———————————
~幸福感~とは

 

あなたと常に共にあるものです。
何もしていなくても
たゆまなく感じることができる。
それが幸せです。

 

【幸せは感じるものです】

 

だからあなたの内側にあります。
外側にはありません。

 

※安らぎと言い換えることもできます。
———————————

 

何かしないと幸せではないという状態は
強いストレス下にあり
精神のコントロールに狂いが生じて
なんらかの依存症を引き起こしている可能性があります。

 

よって
ただしく幸福感を得るには
健全な精神・健康な肉体が
不可欠です。

 

さて、次からは
“幸せになる方法”を
考えていきましょう。

 

お金はあなたの幸せを守ってくれる

 

まずは仕事の面からみていきます。

 

お金で幸せは買えませんが、
“幸せを守る”ためには
お金はとても重要です。

 

病気になればお金が要ります。
病気にならないためにもお金が要ります。

 

お金がない不安は
日常のストレスを拡大させます。
自分や家族の今と未来を守るために
お金はどうしたって必要だからです。

 

さて、そのためには
仕事で成功を収めるにこしたことはありません。

 

相手に興味を持とう

 

この相手というのは
顧客でも、仕事仲間でも、
家族でもかまいません。
周囲にいるなるたけすべての人にということです。

 

自分の言いたいことはとりあえず横において、
相手の話を聞きましょう。

 

コミュニケーション上手は聞き上手。
相手からうまく話を引き出すことが
できるようになりましょう。
相槌のうちかた、質問の仕方にも
様々なテクニックがあります。
情報を収集し、ぜひ実践しましょう。

 

かつ、相手に共感するのが大切です。
相手の気持ちにしっかり寄り添いましょう。
「自分が相手の立場だったらどう感じるだろうか」
そんな想像をしてみてもいいですね。

 

そして
「この人にはどう言ってあげたら
(何をしてあげたら)喜ぶだろう」
と考えてみましょう。

 

なあんだ、ただの人間関係の話じゃないか
と思われるかもしれません。
そうです、確かに人間関係の話です。
しかしこの流れが、
すべてのビジネスに通じるのです。

 

これを商品開発やサービス業の流れに
置き換えて考えてみてください。
とても大切なことです。
コミュニケーションスキルに
磨きをかけることはあなたの人生に
とてもとても大きな価値をもたらします。

 

1.相手の話に耳を傾ける
2.質問したりして、積極的に興味を持つ
3.相手に寄り添う、共感する
4.相手の喜ぶことを考える

 

ここで大事なのは、
この順番を間違えないこと。

 

よく相手の話を聞く前に
「こうしたら喜ぶだろう」と勝手な想像で
自分中心の親切を施そうとする人がいますが
これは逆効果です。

 

人はそれぞれ好むものが違います。

 

【相手と自分は違う、
だからまずは相手を理解しなければ】

 

というスタンスが大切です。

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